ヒカゲノカズラ
ヒカゲノカズラはシダ植物
<日陰蔓> ヒカゲノカズラ科
名前は日陰ですが日当たりのよい山野に生えています
茎は5mmの太さで地上を這いところどころから根を
出して群生しています
枝先からひゅんと上に伸びて5cmくらいの細いブラシのようなのが
胞子嚢穂(ほししのうすい)
スギナのツクシの部分と同じです
葉は互生して針状、いっせいに毛虫のように動きだしそう
ヒカゲノカズラはむかしむかし天照大神(あまてらすおおみこと)が
天岩屋戸(あまのいわやと)に隠れた時にその前で
天字受売命(あめのうずめのみこと) が裸で踊った時に
襷(たすき)にしたと言われています
今でも神聖な神事に使われるそうです
お正月に母が水仙とヒカゲノカズラを生け花にしてたのを
思い出しました
北海道、本州、四国、九州に自生しています
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コメント
よく植物観察会で行く童仙房ででも
ヒカゲノカズラ、見かけました
そうです、胞子もそんなんでした、1ケ月位前だったので
こんなには開いてませんでした。
葉っぱも一緒、こんなんでした。
見たことのあるモンにここで出会うと単純にうれしいです。
☆わんちゃんさん
こんばんは♪
神話に出てくるヒカゲノカズラは意外と身近なところに
生えてるものなのですね
京都の童仙房にも長崎にも高千穂にも?!
(宮崎の高千穂は神話のふるさとです)
裸にヒカゲノカズラの襷ってチクチクしそうですが
想像力が豊かですね
シダやコケも面白そうですが名前がまったくわかりません
奥深い世界です。。。
投稿: わんちゃん | 2009年8月12日 (水曜日) 15時00分