旅行・地域

2015年10月22日 (木曜日)

野崎島

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野崎島は長崎県の五島列島の北部にあります
五島列島には福江島(ふくえじま)、久賀島(ひさかじま)、
奈留島(なるじま)、若松島(わかまつじま)、
中通島(なかどおりじま)という五島という名前にちなんだ
五つの大きめの島があり他にもたくさんの島があります
その島のひとつ、野崎島に行くには船の乗り換えが
必要なので大変不便です
フェリーで佐世保港から小値賀島へ渡り町営船に
乗り換えて野崎島へやってきました
辿りつくまで4時間程船に乗ってました
野崎島には来年世界遺産登録予定の野首天主堂があり
鹿が500頭ほど棲んでいるけど無人島というワイルドさ
正確には住民登録している管理者が1名
写真の左側に野首天主堂、真ん中に分校跡の自然学塾村、
右側はマリンブルーの野首海岸
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到着した野崎港
ここには野崎集落がありましたが今は無人
朽ちていく家がありました
山には沖ノ神島神社があり小値賀島の神社と
向かい合っているのだそうです
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野崎集落から狭い道を上ってきました
鹿が入ってこないようにフェンスが張ってありますが
数頭の鹿に遭遇、鹿の糞がそこいらに落ちてます
赤土でサバンナのような畑の跡地
風が強く吹くので木がいじけたように低く同じ方に伸びてます
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自然学塾まで徒歩30分ほど
狭い道を上って下って到着
学校の跡地が宿泊施設になってます
一応軽トラが2台ありますが運搬用
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宿泊施設は昭和の小学校そのまま
自動販売機が1台ありました
食料は持ち込みで給食室で料理をすることができます
『廊下は走ってはいけません』
テレビはなし
携帯電話はつながったりつながらなかったり
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たぶん島にある石を積んだ畑の石垣や家の石垣や
小さな道がつつましくあります
人がひとつひとつ積んだのでしょうか
そんな石積みの坂を上ったところにある野首天主堂
野首集落の18戸の信者が食べるものも食べずに
今のお金にしたら3億円くらい集めて建てられた教会
なんという信仰心の強さ
しかし今はもう誰もいなくなってしまいました
野首天主堂は今はすべての人を受け入れてくれてます
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夕日が沈んでいきます
宿泊した日は島に6人
次の日は修学旅行生が150人やってきました
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好天に恵まれて青い海がさらに青い
座って海を眺めている人もいました
夜は満点の星を運動場から見上げました
コオロギの鳴き声と海の波音が聞こえるだけ
贅沢な時間がしずかに過ぎてゆきました
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船の上から見えた舟森集落跡
白い十字架が見えるでしょうか
野崎島、人は住んでないけどかつて人が暮らしていた
痕跡が残っていました
もう戻れない懐かしい時代
信じるものが確かにあった頃のままの島
世界遺産に登録されたらもっと簡単に行くことができるかもしれません
それがいいことなのかわからないけれど
次回行く機会があったらトレッキングに挑戦するつもりです

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2007年6月26日 (火曜日)

迷チョウ 「リュウキュウムラサキ」

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大村湾からの風が吹きまくる山の展望台で

羽ばたいてました

<琉球紫>  タテハチョウ科

黒い翅に金属光沢の美しい青い班紋が

目立つ大きな蝶です とっても大きく見えました

体長は5、5cmと図鑑にあります

翅の開張は60~90mm

雄のチョウです

チョウに詳しくないですがもしかして

迷チョウ?迷チョウ!とどきどきでした

前翅が後翅の青い班紋を隠してます

翅をもうちょっと開いて~~

カメラが届かないところではのびのびと

翅を広げたり近くまで寄ってきたりしてくれたので

丸くて青い後翅の班紋は記憶の中に刻みました

海風の吹く展望台にはたくさんのいろいろな

種類のチョウが舞っていました 

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横顔はこんな感じです ちょっと地味目

リュウキュウムラサキは台湾やフィリピン辺りの

東南アジアから季節風や台風の風に乗って

飛んでくるようです

そんなに風が強かったかな~

寒くなるまで生きられるのか心配になります

このチョウのいた琴の尾岳は451mと低い山です

南に長崎市街地、東には多良岳・雲仙、北には

大村湾が望めます

地図を見ると東南アジアからの風の通り道です

   *長崎県西彼杵郡長与町琴の尾岳

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2007年6月16日 (土曜日)

旧長崎刑務所

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雨の日、車で通り過ぎた時にチラッと目の

端に映ったレンガの赤い色・・・ 

すぐにその場所まで戻りました

こうして見ると雨にぐっしょり濡れてます

この建物は旧長崎刑務所です

教会のようなどっしりとした落ち着いた佇まいです

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この錆びた扉から中に入ることはできません

2007年6月に解体予定になってます

って今月ですね・・・

いつか行ってみたいと思いながらもう取り壊す

寸前だったんですね

いろいろな検討がなされたようですが結局

どこも残すこともなく跡形もなく消えてしまうようです

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明治時代に近代的な刑務所が千葉、奈良、金沢、

長崎、鹿児島に作られました

5ヶ所とも山下啓次郎という建築家が設計しました

ジャズピアニストの山下洋輔さんの祖父です

山下さんはこのお祖父さんのことを

本に書いています 

『ドバラダ門』 新潮文庫 新潮社

記憶の隅にありましたがまだ読んでません

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さすがに高くて長い塀です 4m以上はありそうです

塀の向こう側の建物は長く放置されて

廃墟と化しています

以前はこの門の外にも門がありましたが

今は住宅地になっています

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明るい住宅地の中で不思議な雰囲気だったのか

雨が降ってレンガが鮮やかだったからか

なにか見えない力が引き寄せてくれたのか

目にに飛び込んできたこの建物、

雨に濡れて歳月が静かに風化して沈殿していました

  *長崎県諌早市野中町

    (諫早中学校や諫早農業高等学校の近くです)

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2007年6月10日 (日曜日)

お山雲仙 「あざみ谷」

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雲仙仁田峠からあざみ谷までゆっくり歩いて

30分くらいです

仁田峠からはロープウェイで妙見岳(1333m)

にも行けるし(もちろん歩いても登れる)そこから

稜線を歩いて国見岳(1347m)も行けます

あざみ谷から普賢岳(1359m)にも

登ることができます

しかしまだ平成新山(1483m)には登れません

今日は頂上を極めるのではなく山の匂いを嗅いだり

花を触ったり鳥の声を聞いたり景色を眺めたりと

五感をフル稼働して歩きます

普賢神社が登山道入り口側にあるので

まずはお参りします 

神社のお参りの時は基本5円で1個のお願いと

決めてるのですが10円しかなかったので

友人の分も20円入れました

たぶん友人も普賢神社の神様もケチと思ったでしょう

さて、では歩きます

樹が生い茂っているので陰になってる

登山道を谷へ下っていきます

途中咲いてた花はシロドウダン、ミヤマキリシマ、

ツリバナ、キリシマナンテンショウ、コケイランカマッカ

マムシグサ、ナルコユリ、フタリシズカコゴメウツギ

ツルアジサイコツクバネウツギ、、コガクウツギ

ニシキウツギミヤマウグイスカグラの赤い実もありました

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写真はフタリシズカ

あざみ谷は谷底なのでちょっと休めるように

木のベンチがあります

3時頃でしたが鳥たちはとても賑やかでした

違う種類の鳥が同じ水場で水浴びしたり

水を飲んだりしてるので友人とひそひそ声で

興奮を伝えあって少ない知識から何の鳥か

推測しあいました

友人が双眼鏡を持ってきてくれたので

代わる代わる観察もできました

*ソウシチョウは騒々しくて数羽でやってきて

 羽ばたきの音もよく聞こえました

 嘴と羽の一部が赤くて派手な感じです

 もともと中国やベトナムにいる

 鳥籠から逃げ出した鳥です

*ウグイスが一番数が多いねと話してましたが

 似ている鳥と区別がつかなかったのかも

*シジュウカラとヤマガラはサイドから

 枝を揺らしながら接近してきました

*エナガは群れでかわいく囀りながら

 やってきました

*キビタキは喉もとのオレンジが鮮やかで

 黄色と黒がダンディ

*クロツグミは地面をぴょんぴょん跳ねながら

 来ました おおきい~と大喜び♪ 

 嘴と足が黄色で黒い体に映えました

*一番感激したのはしあわせの青い鳥が

 見れたこと オオルリです

 枝の揺れが大きくて何々何の鳥と

 ふたりで大興奮!

 美しい鳴き声が聞き取れなかったのが

 心残りですが美しい青色に満足です

鳥たちはまったく落ち着きがありません

でもその仕草がかわいくて口元はにっこりです

鳥を撮影できるカメラを持っていないので

写真は紹介できません 想像してくださいネ

帰りは登りの30分ですがのんびり歩きました

雲仙の山の神様は心が広いので元気に

戻ってくることができました

車で帰る時に国見岳を振り返ってみたら

山頂にミヤマキリシマの濃いピンクが見えました

一日、天気がよくて気持ちのいいシアワセな時間を

過ごすことができました

なにより山での時間をいっしょに楽しんでくれた

さちえさんありがと♪

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2007年6月 9日 (土曜日)

お山雲仙 「空を映す池」

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雲仙の白雲の池は1haほどの池で

周りを散策したりボートにも乗れるし

夏はキャンプもできます

ここには騒々しい丸々したカモが3羽

棲みついていていつもすぐ寄ってきます

今日はいないな~と思ってたらちゃっかり

先客にエサをねだってました

われわれも池のほとりで友人が作ってきてくれた

サンドイッチを食べてしばしぼんやり~

右後方で昼食後語らい中4人組の方から

ぴーぷー音がしてます

そのうちメロディーを奏ではじめました

おじさんが草笛を吹いてます

ピーピー豆ではなく草を唇に当てて吹いてます

おお~すばらしい!弟子入りしたいくらいです

帰る時に声をかけたらテレてました

大きな池の脇に小さな池があってそこには

真っ黒いおたまじゃくしが重なり合って

ぎっちりうごめいています

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黒く見えるのはすべておたまじゃくしです

春先に絹笠山一帯からヒキガエルがゾロゾロ

集まってきていっせいに産卵した卵が

今おたまじゃくしとなって密集してます

初めて見た友人は驚きと嫌悪と好奇心で

うわーとかキモチワルゥーとかげげげとか

言いつつ好奇心が勝ったらしく写真を

撮りだしました その調子♪

白雲の池には駐車場がありそこに車を

停めて絹笠山(940m)に登ることができます

サンセットヒルと呼ばれてます

6月10日まで無料の仁田有料道路を

通って仁田峠へ向かいます

平成新山は平成7年に噴火しましたが

今は落ちつきを取り戻し、かなり上の方まで

緑がみられます

無料開放の天気のよい日曜は駐車場が

満杯で車が数珠つなぎになったそうですが

本日は平日、空いてます

次はあざみ谷で鳥の観察です

まだまだ続きます

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2007年6月 8日 (金曜日)

お山雲仙 「緑あざあざ」

 

初夏の雲仙はかぐわしい香りに満ちています

緑の葉や花の香りと硫黄の匂い・・・

うーーんこうでなくちゃ~~

今回巡ったところは

原生沼~宝原~白雲の池~仁田峠~あざみ谷です

雲仙市の瑞穂町から車で登ってきましたが

途中で何回も車を停めて花の写真を撮ったり

景色を見たりして雲仙の温泉街には

なかなか辿りつきません

途中で咲いてた花はタンナサワフタギやハコネウツギ、

エゴノキ、ハナイカダの青い実です

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吹越トンネルを抜け車を降りて海の方を眺めると

九千部岳から谷が落ち込んで吸い込まれそうな

一面の緑の世界です 思わず深呼吸~~

写真では見えませんが見える海は橘湾です

まずは原生沼に行きます

原生沼は雲仙温泉街のすぐ側にあります

一周500mくらいの木製の遊歩道を歩きます

カキツバタが白と青紫の花を咲かせてました

モウセンゴケが見たくてきょろきょろしましたが

目視では探せませんでした

以前双眼鏡でしつこく粘って見つけたときは

非常に興奮しました

今回は友人と一緒なのでしつこさは封印です

次に向かったところは宝原、小地獄温泉から

更に山のほうに向かいます

移動中の車からビールの原料のホップのような

実がたくさんぶら下がっているのが見えました

クマシデです

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赤い花が咲いてるように見えるのは

アオダモの翼果です 

手をうーんと伸ばして写真を撮るのはキツイです

宝原はミヤマキリシマが見事なところですが

盛りは過ぎていました

ここからはみそ五郎伝説の

高岩山(881m)へ登れます

しかし今日は展望台までゆっくり歩きました

桜の樹に黒や赤の実がたくさんついてます

黒い実を食べてみると苦味がありますが

甘くて濃い味です おいしい!

下界のソメイヨシノはこんなに実をつけていない

ということはこの桜の樹はソメイヨシノとは違う樹?

展望台で風に吹かれていると2羽のホオジロが

梢の上で交互に鳴き交わしていました

「一筆啓上、仕り候」とは聞こえなかったけど

気持ちよさそうに鳴いていました

ウグイスも声をたよりに見ることができました

カッコウやホトトギスの声もどこからか聞こえます

明日へ続きます

残すところ数日ですが

6月10日迄仁田有料道路が無料になってます

雲仙の情報を知りたい方はお山の情報館へどうぞ

http://www.dango.ne.jp/unzenvc/

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