お山雲仙

植物(草)

ニシキウツギ

Photo_184

仁田峠の登山道の花は蕾でしたが標高の

低い吹越辺りでは淡黄白色と紅色の花が

あでやかに咲いていました

スイカズラ科の二色空木は高さ2~5m

葉の長さ5~10cmで先端が尖ります

花ははじめ淡黄白色で後で紅色に

変わります

3cmくらいの筒状鐘形の花の先は5裂します

種子は3cm弱の曲がった円柱形をしています

ニシキウツギとハコネウツギよく似てますが

ハコネウツギは海岸近くに

ニシキウツギは山地に生えますが

真ん中辺りにあると区別するのは

難しそうです

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ツルアジサイ

Photo_182

立ち枯れたモミノキの一番上まで絡まって

大きな樹みたいに見えたツルアジサイ

塔のように空まで伸びていました

たくましい~~

幹や枝から多くの気根を出して木や岩を

はいのぼる蔓性植物です

ユキノシタ科でガクアジサイみたいな花を

咲かせていました

白い花にみえる装飾花と真ん中に集まってる

両性花をつけます 

似てるイワカガミは装飾花が1枚、ツルアジサイは

3~5枚で見分けがつきます

葉は5~10cmで先が尖りふちに鋭いギザギザが

あります

真ん中の両性花が実になります

果実は球形で種子には翼があります

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ミヤマウグイスカグラ

Photo_180

お山雲仙でひとあし早く赤い実をつけていた

ミヤマウグイスカグラ

赤い実はぽつんぽつんと寂しげに

ついていたのでウグイスが食べたのかな~

ウグイスの鳴き声はよく聞こえました

木の高さは1、5~2mでスイカズラ科です

花は4月ころ1、5~2cmの漏斗形で先端が

5裂した淡紅色の花を咲かせます

葉は3~5cmです

この写真ではよく見えませんが枝や葉、

等に毛がびっしり生えてます

紅い液果は1cmの楕円形で表面や果柄に

線毛が密生しています 甘いそうです

ウグイスカグラとヤマウグイスカグラと

ミヤマウグイスカグラは似てます

赤い実に産毛のような毛が生えてたので

ミヤマウグイスカグラとしました

見分けるのって難しいです

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コゴメウツギ

Photo_169

米粒のような白い丸いつぼみを雲仙の

登山道で見つけて何のつぼみか

考えてたら花も咲いてました

花も4mmと小さくて可愛らしいです

小米空木、バラ科です

コゴメは砕いた小さな米のことです

葉は2~4cm卵形で先は尖り

ギザギザとしてます

袋果は球形です

花も葉も枝も軽ーい感じでふわふわと

軽やかに揺れてました

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コケイラン

Photo_171

登山道の薄暗い木の下にひっそりと

咲いていたコケイラン

友人に教えてもらってようやく気づきましした

背の高いエビネかと思いました

小蕙蘭は中国の蕙蘭に似て小型であることに

由来します

葉は2枚で25cm程です

花ばかり見て葉は確認しませんでしたが

別名を笹エビネといって笹に似てるそうです

花茎は高さ30~40cmでたくさんの花を

総状につけます 長~いです

花は1cmくらいで白い部分に赤紫の斑点が

ありました

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カマツカ

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登山道に咲いてた白い清楚な花に

「ウシコロシ」と物騒な名札が付いてました

名前の由来が気になります

カマツカの別名ウシコロシは木の枝が柔らかく

牛の鼻輪にしたのでこう呼ばれました

カマツカはバラ科で鎌柄と書くように木が

粘り強くて丈夫なので鎌の柄に使いました

樹皮は暗灰色で縦に皺がよります

葉は洋紙質でふちがギザギザして

先端が鋭く尖ります

8mmほどのちいさな白い花が集まって咲きます

秋には紅葉して赤い実が熟します

8mmくらいの楕円形で甘酸っぱいそうです

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シロドウダン

Photo_162

仁田峠に咲いていた愛らしいシロドウダン

ツツジ科で白灯台と書きます

緑の葉と葉の根元の赤い色が目立ちます

房になって咲いてる小さい花は

緑白色で6mmくらい

釣鐘形で縁がギザギザしてるので

可愛いけどちょっとワイルド

木は1~3mで登山道でも見かけました

登山道のシロドウダンは日陰になってたからか

葉も花も緑に同化して見落とすところでした

秋には葉が鮮やかに紅く染まります

果柄は房で垂れ下がります

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クマシデ

Photo_164 

雲仙の沢沿いにビールの原料のホップのような

実を鈴生りに吊り下げていたクマシデ

涼しげに揺ら揺らしてました

カバノキ科で熊四手と書きます

大きな木で15mほどにもなります

樹皮は老木になると黒褐色になりみみずばれの

ような線が縦に裂けて剥がれ落ちます

葉は5~10cmで緻密な線が20~24対も

入ってくっきりとした線が美しいです

春先に葉が出ると同時に黄褐色の花が

垂れ下がります

ホップのような繭状の果穂は5~10cm

秋の黄色い紅葉も見事です

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タンナサワフタギ

Photo_161

雲仙に登っていく車の通る道沿いで

白い花を咲かせていたタンナサワフタギ

白い溢れるような花が目を惹いて車を

停めてみると美しい花には

黒い小さな虫がたくさん集まってました

いったいどんな匂いの花なのか手で

引き寄せて嗅いでみましたが・・・・匂わない

ほっとしたような腑に落ちないような~

耽羅沢蓋木の耽羅は済州島のことです

同じハイノキ科のサワフタギによく似てますが

葉のふちに鋭いギザギザがあるし

木が3~5mと大きいです

実は6mmほどでキレイな藍黒色に熟します

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お山雲仙 「あざみ谷」

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雲仙仁田峠からあざみ谷までゆっくり歩いて

30分くらいです

仁田峠からはロープウェイで妙見岳(1333m)

にも行けるし(もちろん歩いても登れる)そこから

稜線を歩いて国見岳(1347m)も行けます

あざみ谷から普賢岳(1359m)にも

登ることができます

しかしまだ平成新山(1483m)には登れません

今日は頂上を極めるのではなく山の匂いを嗅いだり

花を触ったり鳥の声を聞いたり景色を眺めたりと

五感をフル稼働して歩きます

普賢神社が登山道入り口側にあるので

まずはお参りします 

神社のお参りの時は基本5円で1個のお願いと

決めてるのですが10円しかなかったので

友人の分も20円入れました

たぶん友人も普賢神社の神様もケチと思ったでしょう

さて、では歩きます

樹が生い茂っているので陰になってる

登山道を谷へ下っていきます

途中咲いてた花はシロドウダン、ミヤマキリシマ、

ツリバナ、キリシマナンテンショウ、コケイラン、

コゴメウツギ、ナルコユリ、フタリシズカ、

マムシグサ、ツルアジサイ、コツクバネウツギ、

カマツカ、コガクウツギ、ニシキウツギ、

ミヤマウグイスカグラの赤い実もありました

Photo_159 

あざみ谷は谷底なのでちょっと休めるように

木のベンチがあります

3時頃でしたが鳥たちはとても賑やかでした

違う種類の鳥が同じ水場で水浴びしたり

水を飲んだりしてるので友人とひそひそ声で

興奮を伝えあって少ない知識から何の鳥か

推測しあいました

友人が双眼鏡を持ってきてくれたので

代わる代わる観察もできました

*ソウシチョウは騒々しくて数羽でやってきて

 羽ばたきの音もよく聞こえました

 嘴と羽の一部が赤くて派手な感じです

 もともと中国やベトナムにいる

 鳥籠から逃げ出した鳥です

*ウグイスが一番数が多いねと話してましたが

 似ている鳥と区別がつかなかったのかも

*シジュウカラとヤマガラはサイドから

 枝を揺らしながら接近してきました

*エナガは群れでかわいく囀りながら

 やってきました

*キビタキは喉もとのオレンジが鮮やかで

 黄色と黒がダンディ

*クロツグミは地面をぴょんぴょん跳ねながら

 来ました おおきい~と大喜び♪ 

 嘴と足が黄色で黒い体に映えました

*一番感激したのはしあわせの青い鳥が

 見れたこと オオルリです

 枝の揺れが大きくて何々何の鳥と

 ふたりで大興奮!

 美しい鳴き声が聞き取れなかったのが

 心残りですが美しい青色に満足です

鳥たちはまったく落ち着きがありません

でもその仕草がかわいくて口元はにっこりです

鳥を撮影できるカメラを持っていないので

写真は紹介できません 想像してくださいネ

帰りは登りの30分ですがのんびり歩きました

雲仙の山の神様は心が広いので元気に

戻ってくることができました

車で帰る時に国見岳を振り返ってみたら

山頂にミヤマキリシマの濃いピンクが見えました

一日、天気がよくて気持ちのいいシアワセな時間を

過ごすことができました

なにより山での時間をいっしょに楽しんでくれた

さちえさんありがと♪

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お山雲仙 「空を映す池」

Photo_151

雲仙の白雲の池は1haほどの池で

周りを散策したりボートにも乗れるし

夏はキャンプもできます

ここには騒々しい丸々したカモが3羽

棲みついていていつもすぐ寄ってきます

今日はいないな~と思ってたらちゃっかり

先客にエサをねだってました

われわれも池のほとりで友人が作ってきてくれた

サンドイッチを食べてしばしぼんやり~

右後方で昼食後語らい中4人組の方から

ぴーぷー音がしてます

そのうちメロディーを奏ではじめました

おじさんが草笛を吹いてます

ピーピー豆ではなく草を唇に当てて吹いてます

おお~すばらしい!弟子入りしたいくらいです

帰る時に声をかけたらテレてました

大きな池の脇に小さな池があってそこには

真っ黒いおたまじゃくしが重なり合って

ぎっちりうごめいています

Photo_152

黒く見えるのはすべておたまじゃくしです

春先に絹笠山一帯からヒキガエルがゾロゾロ

集まってきていっせいに産卵した卵が

今おたまじゃくしとなって密集してます

初めて見た友人は驚きと嫌悪と好奇心で

うわーとかキモチワルゥーとかげげげとか

言いつつ好奇心が勝ったらしく写真を

撮りだしました その調子♪

白雲の池には駐車場がありそこに車を

停めて絹笠山(940m)に登ることができます

サンセットヒルと呼ばれてます

6月10日まで無料の仁田有料道路を

通って仁田峠へ向かいます

平成新山は平成7年に噴火しましたが

今は落ちつきを取り戻し、かなり上の方まで

緑がみられます

無料開放の天気のよい日曜は駐車場が

満杯で車が数珠つなぎになったそうですが

本日は平日、空いてます

次はあざみ谷で鳥の観察です

まだまだ続きます

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お山雲仙 「緑あざあざ」

 

初夏の雲仙はかぐわしい香りに満ちています

緑の葉や花の香りと硫黄の匂い・・・

うーーんこうでなくちゃ~~

今回巡ったところは

原生沼~宝原~白雲の池~仁田峠~あざみ谷です

雲仙市の瑞穂町から車で登ってきましたが

途中で何回も車を停めて花の写真を撮ったり

景色を見たりして雲仙の温泉街には

なかなか辿りつきません

途中で咲いてた花はタンナサワフタギやハコネウツギ、

エゴノキ、ハナイカダの青い実です

Photo_153

吹越トンネルを抜け車を降りて海の方を眺めると

九千部岳から谷が落ち込んで吸い込まれそうな

一面の緑の世界です 思わず深呼吸~~

写真では見えませんが見える海は橘湾です

まずは原生沼に行きます

原生沼は雲仙温泉街のすぐ側にあります

一周500mくらいの木製の遊歩道を歩きます

カキツバタが白と青紫の花を咲かせてました

モウセンゴケが見たくてきょろきょろしましたが

目視では探せませんでした

以前双眼鏡でしつこく粘って見つけたときは

非常に興奮しました

今回は友人と一緒なのでしつこさは封印です

次に向かったところは宝原、小地獄温泉から

更に山のほうに向かいます

移動中の車からビールの原料のホップのような

実がたくさんぶら下がっているのが見えました

クマシデです

Photo_150

赤い花が咲いてるように見えるのは

アオダモの翼果です 

手をうーんと伸ばして写真を撮るのはキツイです

宝原はミヤマキリシマが見事なところですが

盛りは過ぎていました

ここからはみそ五郎伝説の

高岩山(881m)へ登れます

しかし今日は展望台までゆっくり歩きました

桜の樹に黒や赤の実がたくさんついてます

黒い実を食べてみると苦味がありますが

甘くて濃い味です おいしい!

下界のソメイヨシノはこんなに実をつけていない

ということはこの桜の樹はソメイヨシノとは違う樹?

展望台で風に吹かれていると2羽のホオジロが

梢の上で交互に鳴き交わしていました

「一筆啓上、仕り候」とは聞こえなかったけど

気持ちよさそうに鳴いていました

ウグイスも声をたよりに見ることができました

カッコウやホトトギスの声もどこからか聞こえます

明日へ続きます

残すところ数日ですが

6月10日迄仁田有料道路が無料になってます

雲仙の情報を知りたい方はお山の情報館へどうぞ

http://www.dango.ne.jp/unzenvc/

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コツクバネウツギ

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スイカズラ科のコツクバネウツギは

木の高さが1~2mで林の縁に咲いてました

クリーム色で鐘のような形の花をたくさん咲かせます

花の大きさは1・5cmくらい

卵形のガク片が2~3個ついてます

小衝羽根空木と書きます

ウツギと名の付く木はたくさんあります

スイカズラ科(ウツギ・ヒメウツギなど)、

ユキノシタ科(ハコネウツギ・ニシキウツギなど)、

バラ科(コゴメウツギ)、

フジウツギ科、ドクウツギ科、ミツバウツギ科

と科の種類が違っても茎の中が空洞になってる

木の事をウツギと呼びます

鳥の骨の中も空洞になっていますが

同じような理由なのでしょうか

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ハナイカダ

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「ハナイカダ雌花」

葉の真ん中に緑色の花をつけるハナイカダ

ミズキ科で1、5mほどの低木です

なんとも優雅な名前で花筏と書きます

花が筏に乗ってるような形をしてます

ロマンチックです

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「ハナイカダ雄花」

雌花は落ち着いてどっしりと葉の上に1個の花なのに

雄花は賑やかです

緑の葉に緑の花なので目立ちませんが

背の低い木なのでしっかり見ることができます

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「ハナイカダ実」

秋にはぷりっとした7~9mmの黒い実をつけます

甘みがあって食べられるそうです

山林の道ばたや谷沿いの湿ったところに

ひそかに咲いてひそかに実をつけています

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アオダモ

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五月の雲仙で白いふわふわした花を

高い木の上に見つけたらそれはアオダモです

同じモクセイ科のなんじゃもんじゃの花に似ています

アオダモは材質が硬く強靭で弾力に富み

木製のスポーツ用品の材料として使われます

東京ドームにバットの木として植樹されています

枝を切って水に漬けると水が青くなるから

青だもと呼ばれるそうです 

雲仙の仁田有料道路は

平成19年5月11日~6月10日迄

無料で通行できます

普通車610円が0円です

雲仙市に無限の無料化をがまだしてもらいたいです

仁田峠からロープウエイに乗って(大人往復1220円)

平成新山を間近に見れます 

もちろん歩いたら無料です

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